日本、米国、韓国、台湾の約百年にわたる国別の教育ストック推計と比較可能なデータとして、生産年齢人口(15~64歳)を対象にフィリピンの教育ストック推計をおこなった。教育に関する詳細な基礎資料をマニラの官庁や図書館を訪ねて収集した。それらをもとに、年齢別、教育段階別の就学者数を詳細に推計し、学歴と人口変動(死亡や国外との移出入)は相関しないという仮定のもとに、過去の就学者数を積み上げて人口で割ることで平均就学年数を計算した。1903~2000年の各年について、教育段階別の平均就学年数の推計結果を提示した。ただし、推計作業の細部において要改善点が残されており、今後の作業課題を明記した。
Extent: | application/pdf |
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Series: | |
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Type of publication: | Book / Working Paper
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Notes: | Number 51 16 pages long |
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Persistent link: https://www.econbiz.de/10011106506