ブティック経営における販売要素の分析 : AHPによる経営者・販売員間における重要度認識比較に関する一考察
小売業において販売員が「自店の商品が売れる理由」をどう認識しているのか。また同様に経営者は「その売れる理由」をどう認識しているのか。このレポートでは、札幌市郊外の大型ショッピングセンター内にあるブティックにおいて、この2点について調査し、集計・分析したものである。併せて、その認識内容と各販売員の売上実績との相関性を調べ、販売実績の高い販売員に共通する認識や、さらに経営者と販売員間において共通する認識の有無と販売実績との相関性について、明らかにする。調査手法にAHP (Analytic Hierarchy Process:階層分析法)、一対比較法を採用し、「売れる理由」を数値化して比較する。本レポートでは、調査サンプル数が経営者を含め4名と少なく、調査結果を統計学的手法によって分析することができないが、AHPが本調査にとり有効な調査手法であるかどうかも、併せて明らかにする。
Extent: | application/pdf |
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Series: | |
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Type of publication: | Book / Working Paper
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Notes: | Published in Discussion paper series (2003), 82: 1-25 25 pages |
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